2007年08月02日

ゴーヤ

ゴーヤは夏になるとあの苦味成分がやみつきになる癖のある野菜の代表。一般家庭に広く使われるようになったのは、それほど昔のことではない気がします。我が家では好んでたべているのは大人たちで、子供たちは土地柄食べつけていなかったせいか、一度あの苦味を経験したあとは敬遠しがちな食材となってしまっています。もっともゴーヤチャンンプルでしか食卓にのぼらない私の料理の腕前は否定できませんが・・・ここでは実だけでなく、いつもは捨ててしまう種の成分に注目してみたいと思います。種の中には共役リノール酸のもととなる成分が豊富に含まれているそうです。人間の体脂肪は体内でエネルギーが必要になると燃焼しやすくなるように細かく分解され、「遊離脂肪酸」となります。この脂肪の分解作業をしてくれる物質がリパーゼでそれを活性化するものが共役リノール酸なのです。共役リノール酸を体にたくさん取り込むほど脂肪が燃焼されるわけです。ゴーヤの種の食材としての取り込みかたのひとつとして、ゴーヤ茶があります。香ばしさの中にやはり苦味が残っていてゴーヤ好きの方には抵抗無く飲めそうですね。



Posted by ブロやン at 12:07